チューイー
1.チューイーの意味
①しっかりと収めることで矯正効果UP
しっかりと噛むことで、普通に噛むだけでははまらないアライナーがはまるようになるというのが一番の効果です。
見た目からして、はまっているように見えても少し浮いてしまっていることがよくありますので、「使わなくてもいいや」と考えずに、アライナーを使うことを習慣化しましょう。
②血行が良くなって、歯が動きやすくなる
これは知らない方が多いのではないかと思いますが、実は、矯正治療自体が顎の骨の代謝を活性化させて、歯を動きやすくするという原理をもとに行われています。
少しずつ動かしながら、骨の構造を作り替えていくイメージです。
噛むことで骨に刺激が出て、血行がよくなることで、矯正が通常よりも早く終わるといったことはありえます。
「チューイーを使っていると、これだけ治療が早くなる」という画一的な数字が出ているわけではありませんが、よく噛んでもらった方が、血行が良くなり歯が動きやすくなるということはこれまでの経験から断言できます。
2.チューイーをきちんとしないとどうなる?
アライナーのフィットが悪くなるので、当然ですが、治療の進行が遅くなります。
「治療計画ではここまで進んでいるはずが、進みが悪いので治療がやり直し」になることはあり得ます。
アライナー自体を作り替えることになると、数ヶ月程度の遅れが出てしまいますので早く終わらせたい方にはリスクです。
3.チューイーの使い方
チューイーの使い方のコツですが、マウスピースがはまっていると感じても、奥歯から順に力をかける感じで満遍なく噛んでください。